給料が遅配してる。すぐに退職するのではなく、まずは〇〇を

給料の遅配したその日に従業員全員が退職。従業員は損害賠償の対象になるかも?

そういう会社にあまり務めたくない、っというのが本音でしょうが、給料が遅配する会社があることは否定することができません。そういう会社に勤めている時ですが、どうしていったら良いのか、ここでみていきたいと思います。

ある会社で、給料の支払いが遅いので、その日に従業員全員が退職しました。その会社は、従業員全員が退職した二日後に給料の支払いをしたようですが、こういう場合は、どうすることが正しい選択なのでしょうか。
そういった場合ですが、ケースバイケースになってきますが、状況次第で答えは変わってきます。まず、会社側が支払えない理由を説明すること。そこで誠意が見えないのであれば、労働基準監督署や、地域の労働者が加入できる労働組合に相談に行くことも必要になるようです。

また、特に理由もなく退職する場合ですが、「止むおえない事情」がないのであれば、損害賠償請求の対象になる可能性があります。ですが、実際は損害賠償請求の対象になるケースはあまりありません。というのも、大体の場合、ある程度の事情があって、会社を退職するからです。

給料の遅配を認めてもらうには証拠が必要。退職する前にするべきこととは

給料が支払われない場合ですが、会社がその理由を説明する必要があること、また、そのような誠意が見えない時は、労働基準監督署などに相談に行くことが必要になってくることを、上記ではみてきました、

次に、給与の支払いが遅くなっていることで悩んでいるのであれば、その証拠が必要になってきます。

どの位の時間、あなたが勤務しているのか、あなたのタイムカードの証拠であったり、雇用契約書、最近の給与明細書、通帳のページをコピーが証明書類になってきます。ハローワークであったり、適切な機関に行く際には必要になってきますので、給料が滞っている事態が至っているのであれば、証拠書類を保存しておきましょう。

ハローワークであったり、適切な期間も「給料が遅れている」っという事実だけ言われても対応ができません。上記のような給料が滞っていることを証明できる書類を日頃から保存しておきましょう。

給料が遅配されたからと言ってすぐには退職しないこと

給料が遅配していることを適切な機関に相談する際ですが、必要書類が必要になります。どんな必要書類が必要になるのか、その必要書類を把握してきました。

次に、給料が遅配している状況にある時ですが、すぐには退職しない方が良いというアドバイスをここではみていきたいと思います。

遅配があるという状況だけでも、あなたの会社の状況はあまり良くない事は自然とわかると思います。ですが、だからといって、すぐに「退職しよう!」っとは思わないで下さい。まずは転職活動を優先にして、転職先が見つかってから退職の手続きをした方が賢明になります。

転職先が見つからずに退職するのは、危険です。会社が倒産するかもしれない、そう感じたら、まず転職活動に踏み切りましょう。

給料の遅配で退職届けを提出しても会社都合の退職扱いにはならない?

会社で給料が遅配されたからといって、すぐに退職するのではなく、それよりまず転職活動をすること、転職先を見つけてから退職するのがより賢明な選択になることを上記では把握してきました。

次に、転職を繰り返している人は既にご存知かもしれませんが、退職ともなると、会社都合か、自己都合で退職という2つのパターンがありますよね。

会社が給料を支払えない、遅配が続いている、それが理由で退職届を出したとしても、会社都合の退職扱いにはならない

なんとも納得がいかないかもしれませんが、会社が給料が遅配していたとしても、会社都合での退職にはなりません。

その理由ですが、会社都合の場合は、「一方的に労働契約を解除される」ことが鍵となってきます。自分の意思で退職しているのであれば、自己都合になってしまいます。

ただ、会社側から「倒産する」という説明があってから、退職する場合は、会社都合になることもあります。詳しくはハローワークで確認してみて下さい。

給料が遅配でも、自分から退職届けを出すと自己都合の退職になるかも?

会社の給料が遅配が原因で退職届を出したとしても、基本的には自己都合の退職になること、でも、会社側から倒産の説明を受けているのなら、会社都合になる可能性もあることを上記では把握してきました。

最後に、先程もみてきましたが、会社の給料が遅配が理由で退職という選択をすると、自己都合になる得るという点について再度確認していきたいと思います。

上記でも説明してきましたが、会社都合になるには、会社から退職を迫られる、「一方的に労働契約を解除される」が鍵となってきます。ですので、給料の遅配が理由で退職ともなると、自己都合の退職になる可能性があります。

自己都合ともなると、失業金が貰える時期が違ってきます。

  • 自己都合:失業保険がすぐにもらえず、3ヶ月後の支給となる
  • 会社都合:失業保険がすぐに貰える

自己都合になるのか、会社都合になるのか、不安であれば、ハローワークなど、適切な機関に相談してみると良いと思います。

給料の遅配が起っている時は、慎重に対応しよう

働いている以上、雇用契約書に書かれた内容で、会社側が労働者に適切な給料を支払う事は当然ですよね。それがされない、給料の遅配が起っているのであれば、すぐに退職を考えるのではなく、ハローワークであったり、適切な機関に相談することがまず第一の一歩と言えると思います。その際は、給料の遅配が起っている事実が証明できる書類を持っていきましょう。

そのような状況ですが、あまり良い事態とは言えませんが、すぐに退職することは考えずに、まず転職活動をしましょう。転職先を見つけてから退職を考える方が賢明な選択といえます。また、退職をする際も、原因が給料の遅配が起っていることともなると、自己都合になるのか、会社都合になるのか、しっかり確認しましょう。自己都合になるのか、会社都合になるのかで、失業保険を受給できる時期に影響が出てきます。